日記 20日目

昨日は、喜びと興奮で暫く眠らなかった。

 

朝起きたら彼女から、ラインがあって返信を送った。

 

昼からは、友達とボーリングとカラオケに行って、楽しい時間を過ごした。

 

でも、今朝彼女に送ったラインに既読がつかなくて不安だった。

 

その後、大学の友達との飲みに参加した。

6年ぶりに会う人ばかりで、楽しかった。

 

結局、彼女から19時に連絡が来て、

少しラインでやり取りをした。

 

なんか、自分が相手に抱いている気持ちと、相手が自分に抱いている気持ちにギャップを感じてしまって、テンションが下がってしまった。

 

今の自分の気持ちが大きすぎて、そう感じるんだろう。

相手にどこまで求めていいのか分からない。

今の自分の気持ちを明日会った時に伝えていいのだろうか、伝えるべきだろうか。

 

恋愛初心者に戻った気分。

 

形として、相手には指輪があるけど、

俺には何も無い。

 

そして、お金に関しても色々考えたけど、

全力で貯めるしかないな。

 

月に2万でガソリン、交際費、昼ごはん、タバコを抑えるしかないな

インターネット解約しよう。

 

転職に関しても結婚して落ち着いたら、相談してしよう。

 

世の中金がすべてという言葉があるけど、なんかわかる気がする

 

日記 19日目 2

昨日の続きから書こう。

 

スーツに着替えて、自分の思いを書いた手紙を読みながらプロポーズをした。

 

しばらくの間、相手は無言で困った顔をしていた。

『ごめん』

やはり、こうなったか。

 

理由を聞いた。

 

『私の一生の事だから直ぐに言えない。そして、馬鹿じゃないのか、何故今のタイミングなのか、別れて復縁した訳じゃないのに、何故いきなり関係を飛び超えてプロポーズをするのか』

 

言われた時に、一度振られたからといってそこで引き下がったら今までと同じだと思った。

 

だだをこねた訳じゃないけど、好きでどうしようもない事、どうやったら貴方は振り向いてくれるのか。自分の思いを全て正直に話した。

 

 

 

諦めなかった。

 

 

 

相手は、ずっと泣きそうな、悩んでいるような、何か言いたいような顔だった。

 

でも、いい結果は聞けなかった。

 

最後に、

今答えを出すんじゃなくて、一度持ち帰って欲しい。花束だけでも持って帰って欲しいとお願いをした。

 

相手は、軽く頷いてくれた。

 

席を立って、帰ろうとした際に

彼女から一言言われた。

 

 

 

 

 

 

 

『可哀想だから、それも貰ってあげる。』

 

 

 

 

 

 

 

何を言ったか分からなかった。

何度も聞き返して意味を理解した。

 

泣きながら指輪の箱を開けて、

彼女の薬指にはめた。

ピッタリだった。

 

彼女に抱きついて、暫く泣いてしまった。

 

彼女いわく

『こんなに私を好きになってくれる人は、今後現れないんだろうなと思った。それに、貴方の事を好きじゃなかったら5年も一緒に付き合ってないんだよ』とのことだった。

 

プロポーズは成功した。

 

 

これから沢山悩む事にことになるんだろうな。

1人で溜め込まずに、一緒に乗り換えるように頑張るしかないな。

 

 

 

 

日記 19日目 ~新たなスタート~

今日は、人生の中で一番濃い1日だった。

まず、昨日の出来事から書くことにしよう。

昨日は、友達2人で飲みに行った。

 

今の自分の心境を全て腹を割って話をした。

実は、友達は元カノから相談を受けていたことを教えてくれた。

そこで、元カノの心の広さを思い知った。

 

さらに会話を続けていくうちに、プロポーズのタイミングについて話題が移っていった。俺は来週にでもしたと思っていると告げた時に、「来週プロポーズするのと、極端な話、明日プロポーズするのは何が違うの?」と冗談ぽく言って来た。

その言葉に納得する自分が居た。

丁度、明日は元カノと花火をやることになっていた。

 

明日プロポーズしたい。

 

その後、帰宅して直ぐに姉に腹を割って全て話をした。

姉も「先延ばしにする奴なんて、女からしたら直ぐに捨てるわ」「なぜもっとよく考えなかったのか」「あんたがこの先、私との約束事を守れるなら力になってあげる」とか色々言われた。

 

母に関しては、姉を通じて話をしたことになるが、全ての出来事を理解してくれて、サポートしてあげると言葉と行動で示してくれた。

 

プロポーズのタイミングは明日と決めた。

 

かなり急だし、勝算がないのは分かってるけど、それくらいの姿勢を見せないと

相手は振り向かせることなんて出来ないと思った。それに、時間が経って今以上に距離が離れていくのが嫌だった。

 

早速、朝起きて自分・姉・母の3人で婚約指輪を買いに行った。

婚約指輪は、当日持ち帰れるところが少なかったけど、何とか店を見つけて、

2人の意見を聞いて、気に入りそうなデザインの指輪を買った。

正確なサイズが分からなかったので、12号にした。

 

指輪を購入して、ホテルのバーの予約と花束の購入、ホテルの人と打ち合わせを行った。※この時点で16時くらい

 

19時30分に元カノを迎えにいって、花火をした。

そこから「折角だしアイスを食べないか」と予約していたホテルへ

 

プロポーズのプラン

・花火の後に、ホテルのバーへ誘う。

・デザートを食べた後、店員に合図を出して、一度退場してスーツへ着替える。

 ※合図:技と服に水を溢す。

・スーツ姿で登場して、花束と指輪を持って告白する。

 

完璧なプランだと思った。

 

でも、やはりトラブルは付き物で、店員に合図を出すタイミングで

元カノがトイレへと席を立った。そして、帰ってきたタイミングで、客同士の殴り合いの喧嘩が始まった。

 

完全にプロポーズのタイミングを失った。

 

その時、店員さんに「一つ下の階に、二人きりになれる部屋を用意出来ます。宜しければ、サービスで部屋とドリンクを用意します」とコッソリ耳打ちしてくれた。

 

”これしかない!!!”

 

部屋に案内して貰ったタイミングで、先に元カノには入って貰って、

スーツヘ着替えてプロポーズに臨んだ。

 

 

長すぎて終わらないので、続きは、また明日書こう。